第11期定時株主総会及び、当日の状況報告 No.1
 

弊社は平成16年3月30日、予定より10分間遅れ、午前10時10分より大阪市北区曽根崎新地1-12-8にあるホテルモントレグラスミアハウス3Fにて第11期定時株主総会が開催致しました。
 
その際、議長であった新堂吉彦自身の暴挙により、総会は大荒れとなり、株主様側から株主総会の流会緊急動議があり、ほとんどの株主様は退場致しました。

しかし、新堂吉彦は筆頭株主のオーナーエリートインターナショナルリミテッドの代理人として出席した弁護士、他株主様2名だけで総会を続行し、各議案の審議を諮り下記の通り裁決した上で閉会としました。

その結果は以下の通りです。

第1号議案:第11期貸借対照表、損益計算書および損失処理案承諾の件
   決議:延期

第2号議案:定款一部変更の件
   決議:可決

第3号議案:取締役5名選任の件
   決議:否決

第4号議案:監査役3名選任の件
   決議:否決

第5号議案:会計監査人選任の件
   決議:延期

第6号議案:株主以外の者に対して特に有利な条件をもって新株予約権を発行する件
   決議:可決

上記結果を持って新堂は大阪証券取引所に行き、総会が成立閉会した旨と議案に関する上記結果を担当者に報告し、更に「新社長には私が就任します。」と新堂が担当者に告げたところ、担当者から「何か派閥争いがある様ですね?本日午後5時までに両派閥が話し合いをし、まとめなければ上場廃止にします。」と言われた模様です。
(その時に管理部加福は同席しておらず、後に新堂からの電話にて聞いた内容です)
そのため、新堂から総会の会場に残っていた管理部加福へ電話連絡があり、ここまでの経過に関する説明がありました。

管理部加福はその後、弁護士と共に新堂及び彼の弁護士が待つ堂島ホテルのティールームに向かい、新堂と話し合いをしました。
その大まかな内容は以下の通りとなります。

加福:新堂さん、いったいどうなさったんですか?

新堂:加福さんと話し合いをし、意見をまとめた上で午後5時までに大証に一緒に出向き、報告をしないとメディア・リンクスは上場廃止になってしまう。

加福:ところで、新堂さん自身をどうしたいんですか?

新堂:自分が望むのは次の2点だ。

1、新堂吉彦自身が社長に就任する。新役員は第11期定時株主総会の継続審議で決定する。

2、今回の第6号議案で増資する分の株に就いては、増資して得た利益の中から会社側に50%を置いて、残りの50%のうちスポンサー側25%、新堂側25%で配分してもらいたい。

この提案を双方の弁護士のいる前で堂々と発言しています。

上記にある新堂自身の希望を聞いた際、加福は呆れ果ててしまい、しばらく言葉が出ませんでした。
本来であれば増資した場合、その資金のほとんどは新規事業に対し資金投下し、弊社の経営状況からイレギュラーとなりますが、一部で銀行関係への返済、未払い先への支払いを行うべきです。

新堂氏は潟<fィア・リンクスを完全に私物化しており、新堂自身にお金さえ入れば後はどうなっても良い、会社の仕事なんか何も考えていないんだとこの時、明言しています。
その時点で加福は、ここで上場廃止になると株主の皆様に多大なるご迷惑をおかけすることになるので、取り合えずそれだけは回避しなくてはならないと判断し、大証に新堂、加福、両者の弁護士の4名が向かいました。(敬称略)

以後の状況報告は本日のできる限り早い時間に、報告 No.2としてアップする予定であります。


   
  平成16年4月1日 午後3時20分
  株式会社メディア・リンクス
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